体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 錦糸町「醸造科 oryzae」 東京農大醸造科出身2人の実践

学問は実践してこそ意味がある。耳にタコが出来るくらい聞かされてきた言葉だ。

東京農大 醸造科出身の2人が醸造学の実践をしている場、「醸造科 oryzae」を初訪問。
醸造酒のために醸造食品をアテる。非常に分かりやすいコンセプト。
(写真は閉店後撮影のため看板の灯りが消えている)

日本酒、ワインなど醸造酒がメインの店だが、蒸溜酒の山崎ハイボールから始める体たらく。
お通しは普通に美味い。

ポテサラ 酒盗ソースを掛けて。
時間を掛けた繊細な盛り付け。酒盗ソースの旨味がポテサラを別次元に引き上げている。強烈に美味い。

天然本鮪中落ち 醤油麹和え。
うーん。難解だ。ただの醤油の方が美味しいかも。

鶏もつ煮込み いしる仕立てスープ。
いしるを使った意欲作。具より汁を楽しむ。強烈に美味い。

残草蓬莱 純米フィーバー777を冷で。
甘酸っぱい。

炙り焼き肉味噌。
仙台味噌ともろみ味噌の合わせに鶏そぼろ。強烈に美味い。

悦凱陣 無濾過オオセト純米酒を冷で。
米の旨味を感じる。

もろみ味噌だれつくね串。
猛烈に美味い。もろみ味噌の旨味とつくねのコリコリ食感の組み合わせがイイ。

鯉川 純米吟醸鉄人薄濁りを冷で。
最後の酒。呑みやすいが強烈な個性が無い。

鱈の西京粕漬け焼き。
文句無く美味い。

いくらご飯。
酢めしを期待したが、ただの白米だった。残念。

〆て1人で、6.4千円。

店内は狭いけどおしゃれ。
日本酒の選定は中々、燗でも90ccから頼めるのが嬉しい。
喰いもんは、玉石混交の印象。

今日は時間が無く急ぎ過ぎた感じ。次回は時間を掛けてじっくり味わいたい。