体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

体たらく4人による秋の小豆島・高松呑み喰い旅行 1日目

毎年恒例の体たらく4人による呑み喰い旅行に行ってきた。今年は、小豆島と高松の2泊3日。
では、メンバーの紹介。
B:某国内エアラインの教官機長。肩書きは立派だが呑むと必ず暴れる酒乱。したり顔で嘘をつく腹黒。
U:直行直帰が原則、1日に3件以上のアポは取らない、昼休みは2時間以上取る、という身勝手ルールを遵守しながら売上達成率120%の自称敏腕営業マン。
S:某大手光学機器メーカーの開発リーダ。とにかく生意気で謝ることを知らない永遠の子供。見た目も子供。
俺:生き方を再構築中。まあ、いいや。

<1日目>
CAとのお見合い席(非常口付近の広い席)に座り岡山空港へ旅立つ。

岡山空港は着陸直前まで大雨で着陸できるか危ぶまれたが、俺様の強運のお陰で奇跡的に天候が回復し無事着陸。乗員、乗客は全員、俺に感謝していただろう。

4人バラバラで岡山へ向かい、昼過ぎに岡山駅で待ち合わせ新岡山港へ。フェリーターミナルの食堂で昼飯のカツカレーを食べ、13:50発のフェリーで小豆島へ向かう。フェリーには足湯なんて洒落た設備もあるが、汚そうなので止めとく。

瀬戸内海は本当に穏やかでとても美しい。

1時間ちょっとの船旅もずっと海を眺めながらバカ話しをする。アホ学生以下の超低レベルなバカ話しと瀬戸内海の美しさのミスマッチが何とも心地よい。
小豆島に到着。かどやのごま油の臭いが鼻を衝く。

天空ホテル海蘆(かいろ)にチェックイン後、ホテルのすぐ先のエンジェルロードに向かう。




体たらく4人では、ロマンチックなムードは楽しめず、早々と部屋呑み用の酒とつまみの買い出しへ。ホテルに戻り、温泉に浸かりながら綺麗な夕焼けを見る。日常の生活では、夕焼けや夕日の美しさに感動する余裕もなく、何かがおかしいと物思いに耽るが面倒になり直ぐに考えることを止める。こんなことだから体たらく生活から抜け出せないと自覚はしている。

部屋に戻り晩飯の時間まで30分あるので我慢できず呑み始める。ほろ酔いで晩飯会場へ。何と大広間に我々4名のみの配置。

ホテル側は我々を危険人物と認識したのか、どうも隔離されたようだ。まあいい、この状況を精一杯楽しむ。Uが従業員のおねーちゃんに訳の分からない質問をする。本人は自覚がないが、完全にセクハラだ。Bは食事中だというのに強烈な臭いの屁をこく。いったい何を食えばこんな臭いを生成できるのか、東大の医者や学者でも皆目解からないだろう。料理は普通に美味く、小豆島産の日本酒も呑み易くうまい。部屋に戻り呑み継続。どうでもいい話を繰り返す。この無駄とも思える時間が重要だ。さんざ呑んでも腹が減って、これではとても寝付けないので外に出てラーメンを喰う。これで寝れる。体たらく旅の1日目が終了。