体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

寿司

アベノマスクが届いた記念日にコロナ発生後初の寿司を喰いに行った

東京でも緊急事態宣言が解除されそうになってようやく届いたアベノマスク。定額給付金の申請書は未だ届かず。政策の是非より何をするにも圧倒的に遅いのが日本の課題。一方、オレはというと、日本一居心地の良い寿司屋からお誘いの電話をいただき、後先考え…

日本一居心地の良い寿司屋

何だろう、この居心地の良さは。寿司屋も居酒屋も定食屋も昭和の居心地の良さを残す店が急速に無くなっていく中、オレにとって最後の砦は、寿司屋はココ、居酒屋は中村屋、定食屋は既に閉めてしまった。 東京 新小岩 大衆酒場「中村屋」 牡蠣鍋 - 体たらく日…

東京 亀戸 回転寿司「もり一」 インド鮪の赤身

消費税増税に伴い、一皿160円から180円に値上げ後、逆に客が増えたもり一。 その理由は、 鮪系のネタがパワーアップしたから。本鮪とインド鮪を揃え、 惜しげも無くネタが巨大。 トロたく巻きは極太。 回転寿司なのに本山葵と赤シャリを使用。 アボカド鉄火…

東京 亀戸 回転寿司「もり一」 アボカド鉄火巻

総合的にみて、最もCPの良い回転寿司、もり一。全品一皿税込180円均一とは思えないお得感を感じるネタの質と量。赤シャリと本山葵を使用。シャリの大きさを指定可能、お好み2品を選んでハーフ&ハーフも可能、とワガママにも付き合ってくれる。 唯一の弱点は…

東京 一之江 街場進化系鮨「鮨 かの」 黒ムツ昆布〆鮟肝和え

令和二年、鮨初めは、自ら街場進化系鮨と謳う「鮨 かの」へ。 約1年前、CPの良い寿司屋を探していた時、割と近所にコース1万円、じゃんじゃん呑んで合計1.6万円/1人、江戸前の仕事をしっかりしている良店を発見。 現在は、コースの値段は1.6万円に跳ね上がっ…

日本一居心地の良い寿司屋で今年の寿司納め

東京下町、内緒にしておきたい昭和の寿司屋。争奪戦になり魚が高騰する年末、追い討ちをかける様に海は大時化で市場は品薄。でも、「◯◯(店名)は、そんなの関係ねぃ」と言い切り、豊洲と船橋をハシゴしてガッツリ仕入れてくる親父。 いつも通りハイボールか…

東京 御徒町 立食い寿司「まぐろ人」 牡蠣にぎり→中華料理「老酒舗」 青菜炒め

美味い寿司をガッツリ喰いたいけど、金は掛けたくない。そんな時は、まぐろ人。 20分ほど並んで入店。いつも通りハイボールから。 立食いなのでテンポ良く喰い、さっさと出る。江戸時代のファーストフードだった寿司本来の喰い方を実践。よって、日記もネタ…

【体たらく♂4人旅行】新潟 寺泊 「角上魚類 寺泊本店」 にぎり寿司と番屋汁

三日酔いの朝。旅館の朝食ビュッフェは、種類がとても多くて嬉しい筈だけど、食欲が無いので胃に優しそうな品を厳選し少量ずつ喰う。 弥彦神社へ。月曜平日だというのに混んでいる。幸せな人生が送れる様に神様にお願いする。 弥彦公園へ。 目的は紅葉狩り。…

日本一居心地の良い寿司屋

今まで「内緒にしておきたい某寿司店」とか「現役横綱も訪れる某寿司店」というタイトルで日記を書いてきた店だけど、今日は率直な感想をタイトルにしてみた。内緒にする方針は変更無いけど。 今日のバクダンは、オレ史上最高の美味さで、初っ端から唸り声を…

東京 蒲田「初音鮨」 日本一の寿司

本屋で美味そうな鮪の握りの写真に惹かれ、何となく手にした本の帯に、「妻がガンで5年生存率10%以下… ガラガラだった場末の鮨屋が、利益も、こだわりも、我が身をも「捨てた」時、世界的名店が生まれた。」と書かれているのを見て、「世捨人」のオレは、運…

内緒にしておきたい某寿司店

仕事の帰り道、急に思い立って電話すると、奇跡的に空いていた。ここは、古き良き昭和の寿司屋。極上のネタを肩肘張らずに楽しめる貴重な店。カウンターに座ると、「今日も美味しいところいっぱいあります」の大将の挨拶を号砲に怒涛のつまみ攻撃が始まる。…

東千葉「寿司栄」 超極猛烈な快楽と引き換えに廃人になりました

8ヶ月ぶり10回目の寿司栄。料理と日本酒は全部超極猛烈、お値段も超極猛烈。快楽と引き換えに廃人になりました。もう文章は書けませんので、写真からその超極猛烈さを察してください。では。 いつも通りハイボールから。かなり薄い。 能登の絹もずく。 蟹の…

金沢 近江町市場 回転寿司「大倉」 喉黒の握り

体内に残っているアルコールを抜くためホテルから近江町市場まで歩く。 10時半の開店と同時に入店。ホテルの朝食ブュッフェを喰ってからまだ1時間しか経っていないけど。 アルコールを抜いたので再注入。満席だけど朝から日本酒呑んでいる体たらくはオレだけ…

東京 新小岩「鉄の寿司」 秋刀魚刺し

中村屋はいっぱいで入れなかったので、近くの寿司屋に緊急着陸。 いつも通りハイボールから。お通しは寿司屋らしくない品だけど美味い。 初めて入る店なので何が美味いかお品書きやネタケースから推測を試みるがさっぱり分からないので無難に秋刀魚刺しから…

内緒にしておきたい某寿司店で体たらく会

ネタは山手の高級寿司店、雰囲気は心から寛げる下町の寿司屋、ここは内緒にしておきたい古き良き昭和の寿司屋。ここに下品で子供じみた体たらく達を連れて来るのは気が引けたけど、魔が差した。内◯は病気で休職中の身ながら酒をじゃんじゃん呑む体たらく。梅…

新規開拓したいレストランリスト2019進捗報告

元日に決めた今年新規開拓したいレストランリストの進捗報告。 《居酒屋部門》秋田のん。は、猛烈だったので秋か冬に再訪したい。 《寿司部門》ひさ田が閉店になってしまい残念。来年から京都で寿司以外の店を出す噂。匠 進吾とはしもとは、行きたくても全く…

東京 御徒町「まぐろ人」 ふぐ白子ポン酢

明日から仕事だと思うと鬱になる10連休最後の日、寿司をガッツリ喰いに御徒町のまぐろ人へ。 まぐろ人のネタのレベルは、高級店には及ばないけど、神◯江戸っ子寿司より良くて種類も豊富、そしてリーズナブル。ただし、狭いカウンターで立ち喰い。 狭いカウン…

秋田「すし匠」 平成の寿司納め

東北旅行4日目。平成最後の日。天候は雨。新聞の見出しは、「陛下きょう退位」。特別な日の何とも言えない緊張感。 今日は秋田へ向かい北上する。酒田名物の山居倉庫へ。感想は無い。 天気に関係無く楽しめる苺狩りへ。顔も髪型も声もピーターにそっくりなお…

内緒にしておきたい某寿司店

自宅近くの桜が満開。天気は悪いけど。 平成も終わろうとしている今、自分の親世代の大将は、次第に勇退していく寂しさ。白山の満津美寿司も今月で店を閉めるらしい。もう一度行きたかったが無理だった。 今宵は下町の名店へ。ここも一代限りと決めた昭和の…

内緒にしておきたい某寿司店

東京下町、一代限りと決め包丁を置くその日まで全力で仕事を続ける親父。ここは、古き良き昭和の寿司屋。いつも通りハイボールから始めると、早喰いのオレでさえ追い付けないほど怒涛のつまみ攻撃が始まる。全部猛烈に美味いけど、特に印象に残ったのは、大…

東京 浅草「栄寿司」 鯵炙りポン酢

浅草の老舗で寿司を喰う、20年来の夢だった。簡単に実現できそうだけど、それなりに歳を重ねないと難しかった。浅草は、浅草寺の表と裏で街の表情が変わる。観光客でごった返している表に対し、静かで落ち着いた雰囲気の裏、通称、観音裏。この界隈にあるの…

北九州 戸畑「照寿司」 オンリーワン

明日から仕事だと思うと憂鬱になる日曜の夜、現実逃避で予約サイトのOMAKASEを覗くと、次の金曜に照寿司の空席あり。次にANAのサイトからマイルの特典航空券の空き状況を調べ、北九州は全滅だが福岡なら残席ありと確認。直ぐに小倉在住の友人に誘いのLINEを…

東京 新宿「匠 誠」 誠実な仕事

ハワイですし匠の虜になった体たらく。 すし匠系列の匠 誠を初訪問。 いつも通りハイボールから始めてしまった事を後悔する。小雪が舞う今日は、温かい飲み物から始め胃を温めるべきだったという後悔と、ほぼ炭酸水という薄い味に後悔。 ハイボールは薄かっ…

東京 亀戸 回転寿司「もり一」 インド鮪の軍艦

高級寿司を愛する一方で、回転寿司も楽しめる度量の広さをキープする体たらく。どうせ喰うなら、回転寿司にもこだわりたい。ここ、もり一のこだわりは、3つ。 1.高級店に先駆け赤シャリを採用 回転寿司だというのに15年も前から赤シャリを使用。 2.ピザ屋に…

オアフ島 ワイキキ「すし匠」 世界一の寿司

すし匠へのアプローチ。リッツ カールトンのいかにも金を掛けていそうなエレベーターに乗り込み、すし匠玄関前の幻想的なプールサイドに着いた時、非日常の世界へ突入する。 I'm back. 戻って来たぜ。まさか半年で再訪するとは!体たらくには分不相応という…

内緒にしておきたい某寿司店

今年最後の外食は、東京場末の人情味溢れる昭和の寿司屋。圧倒的な素材力は、山の手の高級寿司店に全く引けを取らない。それでいて良心的な価格。カウンター6席と荷物置き場になっている事が多い小上がりだけの小さな店なので、内緒にしておきたい。 いつも…

東千葉「寿司栄」 日本最高峰の素材、技術、日本酒がここにある

1年ぶりの寿司栄。 最初に寿司栄を訪れたのは、2014年3月。 この時の会計は、2人で3.2万円。以後、訪れる度に上昇し、とうとう本日の会計は、2人で7.1万円。十四代の良い酒を頼んだのが影響しているとはいえ、2倍以上。まさに鮨バブル状態。このバブルは弾け…

東京 白山「満津美寿司」 高菜巻き

開店中なのに暖簾が中に入っているのは、予約で一杯だから。 ここは、古き良き昭和の寿司屋。 今、東京の寿司屋は二極化している。 安い回転寿司か、客単価2万円以上の高級店か。 満津美は、この二極化の流れを無視し、昔ながらの形態を変えない。ブレない。…

東京 亀有 鮨「なかや」 赤身漬け握り

もう山手線内のイイ寿司屋で喰うのは、半ば諦めた体たらく。寿司バブルが起きていて、値段が急騰しているだけで無く、予約も数ヶ月待ちの異常事態。ならば、下町でイイ寿司屋を見つけて、喰いたい時にリーズナブルに喰う事を目指す。今日は、家からバス1本で…

東京の場末にある某寿司店

東京の場末の町に、昭和の寿司屋の灯りをともし続けている店がある。カウンターは詰めて6席、小上がりは荷物置き場。ここは、古き良き庶民のための寿司屋。 カウンターに座り、いつも通りハイボールから始めると、真っ白な大トロ、白烏賊、墨烏賊、関鯛、カ…